プロは大差での盗塁は記録せず

[ 2008年1月11日 06:00 ]

 プロ、アマ合同の日本野球規則委員会が10日、都内で開かれ、プロは今季から点差が大きく開いた場面で選手が盗塁した場合、米大リーグと同様に盗塁を記録しないことを決めた。これまではすべて記録されたが、今後は守備側が守備行為を示さない場合は野選扱いとなる。適用する点差については公式記録員が試合展開を見て判断する。また、点差が開いた終盤の無死または1死で塁上に走者がいる場合、打者が試みたセーフティーバントが送りバント(初めからバントの構えをした場合は除く)となっても、犠打と認めないことも決めた。

 走者アウトの規定も一部改正され、野手のタッチを避けるため、走路から3フィート以上離れた場合にアウトとなる基準が「塁間を結ぶ直線」から「走者と塁を結ぶ直線」に変更された。アマにも適用される。アマのオブストラクション(守備妨害)を厳格に適用することも決めた。

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2008年1月11日のニュース