【スノボ】三木つばきがW杯終え帰国「本当に充実したシーズン」今季2勝、種目別2位と大躍進

[ 2024年3月18日 21:44 ]

充実のW杯シーズンを終え、羽田空港に帰国した三木つばき
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 スノーボード・アルペン女子の三木つばき(20=浜松いわた信用金庫)が18日、W杯シーズンを終えて羽田空港に帰国した。今季は五輪種目のパラレル大回転で2勝を含む表彰台4回、種目別2位と大躍進。非五輪種目のパラレル回転と合わせた総合でも2位に入り、「本当に充実したシーズンだった」と笑顔で振り返った。

 シーズン前は雪不足の影響で雪上練習が予定していた半分の1カ月半ほどしかできなかったものの、W杯初戦で3位に食い込み波に乗った。ひねりの動作を加えた新滑走法が奏功し、シーズン後半に2勝。「成長した点はたくさんある。技術、体力もそうだし、サービスマンをずっと帯同できたのが大きかった」と感謝した。

 来季は早くも五輪前年シーズンであり、2年に一度の世界選手権も開催される。パラレル大回転では2連覇も懸かる立場だが、「あくまでチャレンジャーで」とおごることはない。実際、今季のW杯ではスキーとスノボのアルペン二刀流で知られる五輪2連覇女王のエステル・レデツカ(チェコ)がパラレル大回転には不参戦。「まだ差がある。彼女との差を詰めないと、五輪での金メダルはない」と話し、さらなる成長を誓った。

 空港の到着ロビーでは今季から自身のマネジメント会社の代表を務める母・志保子さんの出迎えを受けた。長期の海外遠征を終えた三木は「とりあえず母の作ったご飯を食べたい。自慢になっちゃうんですけど、本当に何でもおいしいんです」と話した。

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