4年ぶりの「新序二番出世披露」日大出身・白川改め大皇翔、飛龍高出身・白坂改め白竜ら19人

[ 2024年3月18日 14:47 ]

大相撲春場所9日目 ( エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲9日目> 大皇翔(追手風) (撮影・井垣 忠夫)
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 三段目取組の終わりに新序二番出世披露が行われた。今場所前相撲を取った新弟子26人(再出世の5人を除く)のうち、5日目に披露を受けた一番出世7人以外の19人(うち2人欠席)が化粧まわしを締めて土俵に上がった。

 日大出身の白川大陽(22=追手風部屋)は「大皇翔」のしこ名で前相撲を取って2勝1敗。最初の一番では世界ジュニア選手権無差別級優勝の実績を持つ箕島高出身の野田(18=藤島部屋)に寄り切りで敗れた。日大でレギュラーとして活躍した経験から「いけるだろうと思っていた」とほろ苦デビューを振り返った。しこ名は自ら考えたという。本名の下の名「大陽」にちなみ、太陽のように輝く、天を意味する「皇」の字を入れた。

 静岡・飛龍高出身の白坂湧人(18=音羽山部屋)は「白竜(はくりゅう)」のしこ名でデビュー。昨年7月の沼津巡業で独立前の音羽山親方(当時は鶴竜親方)からスカウトを受け「この人に懸けてみようかな」と入門を決心した。この日は、その偉大な師匠の化粧まわしを締めた。

 春場所の新弟子は人数が多いため、一番出世と二番出世に分けて新序出世披露が行われる。春場所の前相撲は無観客開催だった20年以来コロナ禍で中止が続いていたため「二番出世披露」は4年ぶりだった。

 新序二番出世は以下の19人(琴高口と若佐々木は欠席)。
・竹内(15=音羽山部屋)
・氏家(16=浅香山部屋)
・白竜(はくりゅう、18=音羽山部屋)本名=白坂湧人
・大皇翔(だいこうしょう、22=追手風部屋)本名=白川大陽
・象竜(しょうりゅう、18=音羽山部屋)本名=小林善光
・琴高口(ことこうぐち、18=佐渡ケ嶽部屋)本名=高口誠雄
・國府方(こくふがた、15=高田川部屋)
・大志翔(だいししょう、15=追手風部屋)本名=梶野煌
・成田(15=高田川部屋)
・太秦(うずまさ、15=伊勢ノ海部屋)本名=隍新太
・阿見大心(あみだいしん、15=二所ノ関部屋)本名=遠藤大心
・福岡(15=田子ノ浦部屋)
・小野(18=宮城野部屋)
・玉置(15=浅香山部屋)
・天ノ富士(あまのふじ、15=伊勢ケ浜部屋)本名=日野天槙
・西勢郷(せいせいごう、15=二所ノ関部屋)本名=松澤美博
・若佐々木(15=西岩部屋)本名=佐々木大和
・中山(15=浅香山部屋)
・原(16=八角部屋)

 ▽再出世は以下の5人
・狩野(19=鳴戸部屋)
・真富士(16=伊勢ケ浜部屋)
・総勢山(19=二所ノ関部屋)
・若新(21=西岩部屋)
・肥後光(36=木瀬部屋)

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