照強が現役引退を発表 阪神大震災発生の日に震源に近い淡路島に誕生 19年名古屋場所では12勝し敢闘賞

[ 2024年3月18日 15:22 ]

照強
Photo By スポニチ

 西幕下36枚目の元幕内・照強(29=伊勢ケ浜部屋)が18日、現役引退を発表した。1995年1月17日、兵庫県南あわじ市出身。阪神大震災当日、震源に近い淡路島に生まれた。幕内通算22場所で最高位は20年秋場所の西前頭3枚目。西前頭16枚目の19年名古屋場所では12勝して敢闘賞を受賞した。

 東幕下33枚目の初場所、3勝3敗からの7番相撲は不戦敗で負け越し、ご当所の今場所は初日から休場していた。19日に記者会見して詳細を語る。

 20年秋場所で自己最高位まで番付を上げた直後から、糖尿病などの影響で番付を下げた。一昨年九州場所では幕内31年ぶりの1場所15戦全敗を経験。十両でも昨年初場所5勝10敗で、幕下へ陥落した。

 今年初場所での取材では、糖尿病の診断基準である血糖値は「悪くなったりよくなったりの繰り返し。でも少しずつ回復している」。20年秋場所では114キロあった体重が100キロ前後まで落ちていた。体調万全とはほど遠い状況で土俵を務めてきた。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2024年3月18日のニュース