柔道・原沢が準決勝進出 男子100キロ超級・石井慧以来の「金」へあと2勝

[ 2021年7月30日 13:19 ]

東京五輪第7日 柔道男子100キロ級 ( 2021年7月30日    日本武道館 )

準々決勝で原沢はハンモに一本勝ち(AP)
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 男子100キロ超級の原沢久喜(29=百五銀行)が、準々決勝でウクライナの選手に一本勝ちし、準決勝進出を決めた。

 
 初戦の2回戦でキム・ミンジョン(韓国)に快勝して臨んだ一戦。ヤキフ・ハンモとの対戦はゴールデンスコアの延長戦にもつれ込んだが、6分10秒、内股を鮮やかに決めた。

 前回、2016年のリオデジャネイロ五輪の同級決勝で絶対王者テディ・リネール(フランス)に敗れ、銀メダルに終わった原沢。その雪辱を期す今大会、同階級では石井慧が制した2008年北京五輪以来となる金メダルを目指している。

 ◆原沢久喜(はらさわ・ひさよし)1992年(平4)7月3日生まれ、山口県下関市出身の29歳。6歳で柔道を始める。日新中―早鞆高―日大―日本中央競馬会―百五銀行。全日本選手権は15、18年優勝、世界選手権は17年2回戦敗退、18年銅メダル、19年は銀メダル。16年リオデジャネイロ五輪銀メダリスト。得意技は内股と大外刈り。右組み。1メートル91、123キロ。

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