宇野、逆転V4「信じられない」 復活の影にコーチの存在「スケートの楽しさ気付かせてくれた」

[ 2019年12月22日 21:42 ]

フィギュアスケート全日本選手権第4日 ( 2019年12月22日    東京・国立代々木競技場 )

優勝した宇野(右)は羽生と抱き合う(撮影・小海途 良幹)
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 ショートプログラム(SP)2位の宇野昌磨(22=トヨタ自動車)がフリーで184.86点を記録し、合計290.57点で逆転優勝。大会4連覇の偉業を成し遂げた。

 自身の演技でも4回転フリップ、4回転トーループの着氷はこらえたが、3回転ループで大きくバランスを崩し、後半のトリプルアクセルからの3連続ジャンプでもミス。だが、最終滑走のSP首位の羽生がミスを連発する展開に「信じられない」と率直に話した宇野は「もちろん僕が精いっぱいやって得た結果だけど、僕も、羽生選手も、他の選手もまだベストを尽くせる余力がある中で1位になった」と全日本4連覇を受け止めた。

 SPで国際大会の自己ベストを上回る105.71点を叩き出し、フリー、合計ともに今季最高得点をマーク。復活の要因を聞かれ「ちゃんとコーチが決まったところかな」と笑顔。「ステファンコーチが改めてスケートの楽しさを気付かせてくれた」と元世界王者のランビエルコーチに感謝していた。

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