高谷惣が9連覇 スタミナ強化が奏功「気持ち良かった」

[ 2019年12月22日 05:30 ]

レスリング 全日本選手権第3日 ( 2019年12月21日    東京・駒沢体育館 )

決勝で優勝し3大会連続五輪出場を決めポーズする高谷(撮影・久冨木 修)
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 3大会連続の五輪を目指すフリースタイル86キロ級の高谷惣が9連覇を達成した。3回戦で敗退した世界選手権後はスタミナ強化。最後まで動きは落ちず「相手がハァハァ言っていたので気持ち良かった」と余裕の表情だった。

 フリースタイル74キロ級では弟の大地が準決勝を突破し、22日の決勝で乙黒圭祐と対戦する。乙黒家からはフリースタイル65キロ級で弟の拓斗も決勝に進出した。高谷惣は「明日は高谷兄弟か、乙黒兄弟か、の戦い。大地には雑草魂を見せてほしい」と期待した。

 ▼レスリング代表選考方法 9月の世界選手権で5位に入り五輪出場枠を獲得した階級は、当該選手が今大会で優勝すれば代表内定。優勝を逃した場合は、今大会覇者と2月1日にプレーオフを行う。出場枠を獲得していない階級は今大会覇者が来年3月の五輪アジア予選(中国)に臨み、2位以内に与えられる枠を獲得すれば内定する。

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2019年12月22日のニュース