羽生結弦、日本一への総仕上げ 12月22日公式練習ドキュメント

[ 2019年12月22日 15:49 ]

<フィギュア全日本選手権第4日>フリーに向け練習する羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 フィギュアスケート全日本選手権(東京・国立代々木競技場)の男子フリーは22日午後5時4分に始まる。ショートプログラム(SP)で首位発進した羽生結弦(ANA)は22日午後2時25分から公式練習で調整した。羽生はフリー最終滑走で、午後9時3分に登場予定。

 【羽生結弦 2019年12月22日公式練習ドキュメント】

▽13:10 右耳だけイヤホンを付け、引き締まった表情で会場入り。

▽14:25既に観客も入場。小走りでリンクサイドに姿を見せ、左足からリンクイン。ブレードカバーを額に当て、祈るしぐさ。名前がコールされると、両手を広げる。

▽14:26 オーサー・コーチがプーさんのティッシュカバーをフェンスに置く。トーループの回転が抜ける。踏み切り位置の氷を右手で触る。

▽14:27 4回転トーループを成功。

▽14:28 4回転ループを降りる。その後、両コーチと話し、ドリンクを口に含む。

▽14:29 ループの回転が抜ける。何度かうなずく。

▽14:30 ドリンクを飲み、右手を回しながら滑り始める。

▽14:31 3回転ルッツを決める。

▽14:32 4回転サルコーを決める。ブリアン・コーチと言葉をかわし、ドリンクを口に含む。ドリンクの位置を整えるのは、この日もブリアン・コーチ。

▽14:33 トリプルアクセル―2回転トーループを着氷。

▽14:34 両手を腰に当てて、考えを巡らせる。

▽14:35 4回転トーループを決める。

▽14:36 両コーチがリンク左側を指さし、羽生もその方向を見る。ルッツの踏み切りを入念に確認。

▽14:37 GPファイナルで4回転ルッツを跳んだポジションで、ルッツの踏み切りを確認。

▽14:38 同じポジションで再びルッツの踏み切りを確認。

▽14:39 4回転ルッツを決める!

▽14:40 オーサー・コーチと話す。

▽14:41 リンク上を静かに漂っている。

▽14:42 4回転ループは着氷するも勢いを失う。ブリアン・コーチが話しかける。

▽14:43 4回転ループに成功。続けて4回転サルコーも決める。

▽14:45 オーサー・コーチと話し、ドリンクを口に含む。ループの回転が抜ける。着地した態勢のままバックし、田中刑事が通過するのを待つ。

▽14:46 ループの回転が抜ける。右手を腰に当て、自らに何かを語りかける。

▽14:47 ドリンクを口に含む。4回転ループを決める。その後、ゆっくりとフェンスに沿って滑る。

▽14:48 4回転ループを決める。

▽14:49 左手を腰に当て、リンクを見渡す。4回転ループの軌道に入ったが、跳ばず。

▽14:50 氷上でクルクルと回り、ループのイメージを高める。ブリアン・コーチが語りかける。

▽14:51 フェンスに手をかけて屈伸。

▽14:52 ジャージーを着たまま「Origin」の曲かけスタート。4回転ループの着氷をこらえる。4回転サルコーも成功。通しを中断。

▽14:54 3回転ルッツを決める。4回転トーループも成功。4回転トーループが乱れるも、1回転オイラー―3回転サルコーまでつなげる。

▽14:55 トリプルアクセルの回転は抜ける。次のトリプルアクセルは成功。右太ももを叩きながらリズムを取る。

▽14:56最後に4回転トーループの着氷が乱れたが、また1回転オイラー―3回転サルコーをつなげる。フィニッシュポーズを取らずに、曲かけ終了。その後、両コーチと意見交換し、トリプルアクセル―3回転トーループを決める。

▽14:57 オーサー・コーチと見つめ合い、2人はうなずく。コーチ陣の元へ行き、意見を聞きながら再び首を縦に振る。

▽14:58 4回転トーループを決め、跳ね上がる動き。観客席が沸く。その後、トリプルアクセル―3回転トーループの動きを確認。

▽14:59 練習時間が残り1分の場内アナウンス。髪をかき上げ、「Origin」の冒頭から通し練習。ループ、サルコーの動作を確認した。

▽15:00公式練習終了。佐藤洸彬、佐藤駿に続いて大きな拍手を浴びながら、4方向にお辞儀をする。佐藤駿を教える日下コーチも拍手。オーサー、ブリアン両コーチとハグ。

▽15:01 会場の奧に消える。▽15:03 ANAのジャージー姿のまま、足早に会場を離れた。

続きを表示

この記事のフォト

2019年12月22日のニュース