白鵬、横綱在位が最長に 平幕Vの栃ノ心が関脇へ

[ 2018年2月26日 10:14 ]

 日本相撲協会は26日、大相撲春場所(3月11日初日・エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。

 西の横綱は白鵬で北の湖を抜いて単独史上1位となる在位64場所目を記録。東の正位は7場所ぶりに鶴竜。5場所連続休場中の稀勢の里は東の2番目となった。

 初場所で平幕優勝した栃ノ心は10場所ぶりに関脇に復帰し、西に座った。5場所連続関脇の御嶽海は東のまま。

 大関陣は先場所12勝の高安が東、豪栄道が西。小結は東の逸ノ城が17場所ぶり、西の千代大龍が21場所ぶりに返り咲いた。新入幕はおらず、妙義龍、英乃海、碧山が再入幕を果たした。

 元横綱日馬富士の暴行問題の被害者で、先場所全休の貴ノ岩は特別措置で十両に据え置かれ、東3枚目から西12枚目に下がった。照ノ富士が大受、雅山、把瑠都に次いで大関経験者として4人目の十両転落となった。

 新十両は弟の貴源治と史上初の双子関取が実現した貴公俊と、金沢学院大出身初の関取で初土俵から最速に並ぶ所要6場所で昇進した炎鵬(年6場所制となった1958年以降で最速。幕下付け出しは除く)の2人。再十両は矢後、志摩ノ海、照強、翔猿、明瀬山。(共同)

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