スウェーデン優勝 韓国、アジア初快挙逃し“眼鏡先輩”悔し涙

[ 2018年2月26日 05:30 ]

平昌冬季五輪 女子カーリング決勝   スウェーデン8―3韓国

金メダル獲得を決め、喜ぶスウェーデン(左)と銀の韓国
Photo By 共同

 女子決勝でスウェーデンが韓国に8―3で快勝し、2大会ぶり3度目の優勝を果たした。不利な先攻だった第4、第5エンドに続けて1点ずつスチールし、4―2の第7エンドに3点を挙げて大勢を決めた。1次リーグを1位で突破した韓国は、アジア勢で男女を通じて初の頂点を狙ったが、届かなかった。

 地元五輪での戴冠を逃したが、韓国がアジア初の銀メダルだ。女子決勝でスウェーデンに5点差で完敗。眼鏡の奥を悔し涙で光らせた金恩貞(キム・ウンジョン)らに、健闘を称える拍手が観客席から注がれた。「眼鏡先輩」として人気のスキップは「韓国の新しい歴史をつくることができた」と顔を上げた。選手村に携帯を持ち込まず、韓国内のフィーバーぶりの情報は一切なし。金恩貞は「どれほど有名になったかまだ知らない。人気よりも、カーリングに関心を持ってくれた人が増えたことが幸せ」と充実感を漂わせた。

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2018年2月26日のニュース