IOC ロシア資格停止継続 五輪期間中ドーピング発覚問題視

[ 2018年2月26日 05:30 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)は25日、平昌で理事会と総会を開き、ロシアの組織的なドーピング問題を理由に同国オリンピック委員会(ROC)に科した資格停止処分を継続することを決めた。同日夜の平昌五輪閉会式では大会中と同様に国旗や国歌の使用を禁じ、五輪旗を使った。理事会の提案を総会で諮り、満場一致で承認した。

 IOCは昨年12月、潔白を証明した選手に「OAR」として個人資格を認めた。ROCは独立検査機関の設立金の負担など処分解除の条件を満たしたが、期間中に2人のOAR選手のドーピング違反が確定したことをIOCは問題視して解除を見送った。

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2018年2月26日のニュース