eスポーツ プロライセンス制度で座談会、ライブ動画でアンケートも

[ 2018年2月26日 05:30 ]

浜村副会長(テーブル奥側、一番左)ら、議論する座談会の参加者
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 格闘ゲームの有名プレーヤーやeスポーツ関係者らが18日、都内でeスポーツ連合がスタートさせたプロライセンス制度について議論する座談会を行った。

 座談会はプロゲーマーの梅原大吾氏(36)が主催したもので、テーマはずばり「ゲームと金」。格闘ゲームの有名プレーヤーやイベント主催者、eスポーツ連合の浜村弘一副会長ら13人が参加し、それぞれの立場で意見を交わした。

 最も議論が盛んになったのは「プロライセンスは必要?」というお題。2月からスタートしたばかりの新制度に対する疑問や課題をプレーヤーたちが挙げていくのに対して、推進を主導する浜村副会長は「ライセンス制度があれば今は無名の若いプレーヤーたちがスポンサーに見いだされやすくなるというメリットも出てくる」などと主張。消費者庁とも相談を重ねて、高額賞金を大会優勝者らに法的にスムーズな形で支払うために整備した制度であることをあらためて説明した。

 梅原氏は「正直に言うと、今のプロライセンス制度がゲームをより楽しくワクワクさせるようなものになるとは思わない。ただ、ゲーマーのプレー環境を良くしていくものになる可能性はあると思うし、座談会でもそういうヒントは出てきていたと思う」と振り返っていた。座談会の動画はライブ配信もされ、視聴者アンケートでは必要27%、不必要73%という結果だった。

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2018年2月26日のニュース