白鵬 初場所5日目から休場 稀勢の里は出場を明言「最後までやり抜く」

[ 2018年1月18日 10:11 ]

大相撲初場所5日目 ( 2018年1月18日    東京・両国国技館 )

<大相撲初場所4日目>付け人に肩を借り支度部屋を後にする白鵬
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 横綱・白鵬(32=宮城野部屋)が18日の初場所5日目から休場することが決まった。白鵬の休場は2場所ぶり7度目。また、横綱・稀勢の里(31=田子ノ浦部屋)は「最後までやり抜く」と5日目に出場することを明言した。

 白鵬は3日目に初黒星を喫し、4日目には先場所敗れていた平幕・嘉風(35=尾車部屋)にはたき込まれた。通算18個目の金星配給だが、2日連続の配給は横綱在位63場所目で初めて。平幕に連敗したのも小結時代の05年九州場所で、雅山と出島に敗れて以来。また、敗れた際に06年九州場所前に骨折した左足親指を再び負傷。場所中には古傷の右足親指も痛めていた。師匠の宮城野親方(元幕内・竹葉山)は都内の同部屋で「腫れが引かなかった」と話した。

 一方、4場所連続休場からの再起を目指す稀勢の里は4日目で早くも3敗。18日の朝稽古後に「やると決めたら最後までやり抜く。変わらず集中してやっていきたい。(体の状態は)悪くない」と出場を明言した。稀勢の里が4日目までに3敗したのは、東小結だった09年初場所以来9年ぶり。15日制となった49年夏場所以降で、横綱が同様の結果となったのは22度あるが、皆勤できたのは5度だけだ。初優勝を飾った昨年の初場所から丸1年。置かれている状況は厳しくなってきた。

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