張本がジュニア男子史上最年少優勝 6試合で1ゲームも落とさず

[ 2018年1月18日 12:55 ]

卓球全日本選手権第4日 ( 2018年1月18日    東京体育館 )

<全日本卓球選手権>ポイントを取りほえる張本
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 ジュニア男子シングルスの張本智和(14=エリートアカデミー)が、圧倒的な強さで初優勝を飾った。14歳205日での同種目優勝は、04年大会を14歳221日で制した水谷隼を上回って史上最年少記録となる。

 世界ジュニア選手権史上最年少王者の肩書きを背負って出場した昨年は、まさかの準々決勝敗退で号泣。世界選手権史上最年少8強、ワールドツアー史上最年少優勝とさらに実績を積み上げて臨んだ今年は、「自分が変なことさえしなければ優勝できる」と自信を見せ、初戦の3回戦から決勝の計6試合で1ゲームも落とさなかった。

 今大会の目標は一般のシングルス、ダブルス、混合ダブルス、ジュニアのシングルスでの史上初4冠だった。17日に平野美宇(17=エリートアカデミー)との混合ダブルスで敗れて偉業はならなかったが、ジュニアでは実力の違いを見せつけた。

 ▼張本の話 待ちに待った優勝なんで嬉しい。決勝は全て9点(11―9)で、相手が思いきって攻めてきた。負けてもおかしくない試合だった。しっかり冷静にコースをついたり、サーブで回転を工夫することができた。

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2018年1月18日のニュース