白鵬、自身初の屈辱で2敗目…左足負傷 出場は「分からない」

[ 2018年1月18日 05:30 ]

大相撲初場所4日目 ( 2018年1月17日    東京・両国国技館 )

嘉風(左)にはたき込まれ連敗の白鵬
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 こちらも危機だ。白鵬が付け人の肩を借りて駐車場まで歩いていった。嘉風にはたき込まれた際に左足を痛め、「06年と同じところ」と、顔をしかめた。06年九州場所前に左足親指を骨折。今回も左足親指を負傷した。5日目(対琴奨菊)以降の出場については「(当日に)なってみないと分からない」と、休場の可能性に言及した。師匠の宮城野親方(元幕内・竹葉山)は「変な転び方をした。腫れている。引かないようなら(18日)朝に病院に行く」と説明した。

 通算18個目の金星配給だが、2日連続の配給は横綱在位63場所目で初めて。平幕に連敗したのも小結時代の05年九州場所で、雅山と出島に敗れて以来だ。

 今場所は立ち合いの張り手とかち上げを自粛。その上、初日の朝稽古で古傷の右足親指の痛みが再発。さらに左足にも不安を抱えたことになり、心と体が「多少ずれている」と認めるしかなかった。藤島審判長(元大関・武双山)は「踏み込みがない。おかしい」と異変を指摘。最強横綱が岐路に立たされた。

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