宮城野親方が白鵬の状態を説明 再出場は厳しいも「春場所は大丈夫」

[ 2018年1月18日 13:20 ]

休場となった18日、宮城野部屋に入る横綱・白鵬
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 大相撲の東横綱・白鵬(32=宮城野部屋)が初場所5日目の18日、日本相撲協会に「左母趾(ぼし)MP関節靱帯(じんたい)損傷、右母趾末節骨骨挫傷・爪下血腫で全治2週間を要する」との診断書を提出して休場した。

 この日、病院から宮城野部屋を訪れた白鵬は、宮城野親方と話し合った。その後、報道陣に対応した同親方は「両足親指の損傷。右足を初日にやった。昨日(4日目)それをかばって、押して前に出た時にスベって左足をやった」と説明。病院ではMRIを受けたという。患部の状態については「まだ腫れていた。左足はポッコリ腫れていた」と語った。

 今場所中の再出場は難しいか、との問いに同親方は「そうですね」と答えたが「春場所は大丈夫だと思います」と強調した。今後、手術の可能性については「まだ分からない」とした。

 話し合いの中で白鵬は「両足親指に力が入らないのに相撲を取っても人に迷惑をかけてしまう」と語ったという。足を引きずりながら報道陣の前に姿を見せた白鵬は質問に無言を貫くと、関係者の車に乗り込んで部屋を後にした。

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2018年1月18日のニュース