拓大４位発進！デレセ８人抜き快走　岡田監督「みんな頑張った」

第９４回箱根駅伝往路 （ 2018年1月2日    東京・大手町～箱根・芦ノ湖、往路５区間１０７・５キロ ）

２区で競り合う山梨学院大・ニャイロ（右）と拓大・デレセ
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　４年ぶりのシード復帰を狙う拓大は４位と好発進した。１３位でたすきを受けた２区のエチオピア人留学生デレセが区間５位の快走で８人抜きして５位に浮上し、４区の西も区間６位で順位を１つ上げた。過去に母校・亜大を優勝に導いたこともある名将・岡田正裕監督は「みんなが頑張った。想定タイムより総合で２分半良かった。全員が２０秒前後速かった」と選手たちを称えた。

　５人がミスなく走れた要因は十分な練習量。夏場は４０日間合宿でスタミナ強化。１６人のエントリー選手決定後は、１２月半ばまで徳之島で２週間の合宿を敢行。例年ケガや体調不良の選手が数人出ていたが、今回は誰ひとり欠けることがなかった。過去最高は１１年の７位。指揮官は「我慢のレースをしたい。うまくいけば、過去最高を上回れる」と自信を示した。