城西大・服部“山の神走法”で6位 元青学・神野の映像で研究

[ 2018年1月3日 05:30 ]

第94回箱根駅伝往路 ( 2018年1月2日    東京・大手町~箱根・芦ノ湖、往路5区間107・5キロ )

往路6位でゴールする城西大・5区の服部
Photo By スポニチ

 2年ぶりの出場となった城西大は5区・服部の力走で6位につけた。初の箱根路でチームを好位置に導き「貢献できたと思う」とホッとした表情を浮かべた。

 11月の全日本大学駅伝後に“山上り”を任命されると、“3代目・山の神”と呼ばれた神野大地(青学大)の映像から、体幹を意識しながら自分にとって一番上りやすいフォームを研究した。「やっぱり箱根=山のイメージ。最後に少し抜かれてしまったけど自信がついた」と満足げに笑った。

 家族の声援が背中を押した。地元・愛知から父・高幸さん、母・博子さんが応援に駆け付けた。たすきを受けた直後は緊張から「走りだしが早くなってしまった」と焦ったが、母から「行けるよ!行けるよ!」というエールが耳に届いた。「元々上りは得意」という服部はその後落ち着きを取り戻し、坂に入ると自分のペースをつかんだ。「応援って力になるんですね」

 目標は総合5位以内。「復路にも主力はいるし、自信はあります」と強気だった。

続きを表示

2018年1月3日のニュース