内山&マクラクラン組初V!日本ペア12年ぶり2度目のツアー優勝

[ 2017年10月8日 15:35 ]

ダブルスで初優勝を果たし、トロフィーを掲げるマクラクラン(右)、内山組
Photo By 共同

 男子テニスの楽天ジャパン・オープンは8日、東京・有明テニスの森公園でダブルス決勝が行われ、主催者推薦出場の内山靖崇(25=北日本物産)マクラクラン勉(25)組が、第2シードのジェイミー・マリー(31=英国)ブルノ・ソアレス(35=ブラジル)組を6―4、7―6で破り、ツアー初優勝を飾った。日本人同士のペアのツアー優勝は、05年大会の鈴木貴男、岩渕聡組以来2度目となった。

 満員の観衆の後押しを受けた内山組は、昨年の全豪オープン、全米オープンでも優勝している強豪ペアを相手に一歩も引かずに応酬。マクラクランはボールを追ってコート後方の壁に激突するなど気迫のこもったプレーを見せた。内山は「本当にダブルスの試合かというぐらい大勢の観客で、(国別対抗戦の)デビス杯のようなホームの応援が後押しになった」と会場のファンに感謝。ニュージーランド出身のマクラクランとはペアを組んでまだ3大会目とあって「ペアを組んで日が浅いが、もっともっと強いチームになれるように頑張りたい」とさらなる成長を誓った。ダブルス専門選手として優勝に大きく貢献したマクラクランも「このコートで試合をするのが楽しかった。これからも頑張ります」と感激の面持ちだった。

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