NBA伝説のダンカー、コニー・ホーキンス氏死去 75歳

[ 2017年10月8日 12:03 ]

75歳で死去したホーキンス氏(AP)
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 2007年にNBAの殿堂入りを果たした元サンズのフォワード兼センター、コニー・ホーキンス氏が死去。75歳だった。同氏がかつて4季在籍したサンズが7日に発表したもの。死因は明らかになっていない。

 ホーキンス氏はニューヨーク州ブルックリンで育ち、11歳でストリートバスケでダンクをやっていた元天才少年。しかしアイオワ大1年のとき、チームメートの八百長事件に巻き込まれる形で大学を追われ、NBAも門戸を閉ざす形となった。

 やむなくショーバスケのハーレム・グローブトロッターズでプレーし、その後、NBAの対抗組織だったABAのピッツバーグ・パイパーズに入団。1968年にはリーグ優勝に貢献し、シーズンMVPにも選出された。

 203センチのサイズを生かした豪快なダンクで人気を呼び、愛称は「The Hawk」。NBAは1969年に和解し、同年のエクスパンションで誕生したサンズに27歳で入団した。

 膝の故障もあってNBAでのプレーはサンズ、レイカーズ、ホークスなど7季に限られたが、ABA時代を含めると通算616試合で平均28・2得点、12・6リバウンド。ダンクを得意としながらもミドルシュートにも確実性があり、時代を代表する選手として活躍した。

 NBAでのオールスターゲームにはデビュー年から4季連続で出場。背番号42はサンズでは永久欠番となっている。

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