高橋 1万M競歩でぶっちぎりV 気温27度の中での勝利収穫

[ 2017年10月8日 18:45 ]

成年男子1万メートル競歩で2連覇を果たした岩手・高橋英輝
Photo By 共同

 国民体育大会の陸上男子1万メートル競歩がニンジニアスタジアム(松山市)であり、リオデジャネイロ五輪男子20キロ代表の高橋英輝(24=富士通)が貫禄のぶっちぎりVを果たした。2位の小林快に59秒差。3位以下を周回遅れにした。

 39分19秒53は、自己ベスト(38分1秒49)に遠く及ばないものの、気温27度の条件を考えると収穫はある。

 「暑さは苦手。こんなに暑くなるとは思わなかった。この条件で勝てたことを今後につなげないといけない。20キロに結びつけられるようにしたい」

 15年世界選手権は47位、16年リオデジャネイロ五輪は42位と沈んだ。夏場の弱さが顕著ながら、今夏の世界選手権で14位に入り「成長を感じた」と暑さ克服に励んでいる。20年東京五輪はこの日よりも10度近く高温になることが予想される。「そこに間に合うように頑張ります」と、来年は夏場の国際大会で結果を出す青写真だ。

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2017年10月8日のニュース