ビックカメラ高崎1敗守る 好投の上野「それなりに良かった」

[ 2017年10月8日 05:30 ]

日本女子ソフトボールリーグ第8節 ( 2017年10月7日 )

 3会場で9試合を消化した。ビックカメラ高崎の上野由岐子投手(35)は豊田自動織機打線を被安打3、1失点に抑える好投。5―1で下し、1敗を守った。トヨタ自動車、太陽誘電も3敗をキープしている。

 ビックカメラ高崎はエース上野の力投で連敗を免れた。緩急をつけた投球で3回までパーフェクト。4回1死から初安打を許し、7回に失点を喫したものの、「今日は我妻のリードがさえていた。調子はそれなりに良かったと思う」とクールに振り返った。チームは前節の太陽誘電戦(9月10日)で今季初黒星。その影響も感じさせず2年ぶりの女王奪回へ歩みは力強い。

 豊田自動織機はベテラン佐藤が窮地を救った。第1試合で上野にひねられ、ホンダとの第2試合も、5回まで0―2のビハインド。だが6回に四球絡みで追いつき、なおも2死満塁の好機から右中間へ勝ち越しの走者一掃適時打を放った。「いつか逆転できるというムードがあった。それが昨年との違い」と28歳の主軸は解説する。SGホールディングスと一騎打ちの様相を呈してきた4位争い。2年ぶりの4強へ、10年目選手は決意を示した。

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2017年10月8日のニュース