白井、異次元の演技で床運動3度目V「自分の中で自信になる」

[ 2017年10月8日 05:30 ]

男子床運動で2大会連続3度目の金メダルを獲得した白井健三(AP)
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 体操・世界選手権の種目別決勝、男子床運動で2年連続3度目の優勝を果たした白井健三(21=日体大)は、「今年は他人と比べない床を目指してやってきた。ここでもそれが実現できたし、自分に打ち勝てた。周りが諦めてくれているリアクションだったし、すごく自分の中で自信になる」と充実感に浸った。

 5日には初めて世界大会の個人総合に出場して銅メダルを獲得。これまでの世界大会では予選後、種目別まで日数が開く中での調整が常だった。「初めておととい(個人総合)に合わせる大会。少し疲れている感じもあったけど、それでもできてこそ日本代表と思っていた」と話した。

 個人総合でもっとも美しい演技をした選手に贈られる「エレガンス賞」も受賞した。過去に内村航平が11、13、14年と受賞。「エレガンス賞という面でも、航平さんの後継者になれた。でも、航平さんは3回とっているので、あと2回しっかりとりたい」と笑っていた。

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