堀島 2冠に「こんなにうまくいくのかという思い」

[ 2017年3月9日 23:28 ]

フリースタイルスキーの世界選手権・男子デュアルモーグルで優勝し、セレモニーで笑顔を見せる堀島行真。前日の男子モーグルに続き2冠に輝いた
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 前日の男子モーグルに続いてデュアルモーグルも制し、2冠に輝いた堀島は達成感に浸った。

 ――2冠を手にして。

 「こんなにうまくいくのかという思い。取りたくても取れないものなのでうれしい」

 ――3回戦が大一番だった。

 「キングズベリーとのレースでここが踏ん張りどころと思っていた。集中して一番いい滑りだった。勝ったからには優勝しないといけなかった」

 ――決勝のレースは。

 「相手のウィルソン(米国)も速い選手なので攻めるしかないと思ったら気持ちが先走り、コントロールできず転んでしまった」

 ――でも諦めなかった。

 「転んでやばいと思ったが、相手も止まっていたので諦めてはいけないと思い、最後のエアもしっかり飛んだ」

 ――互いに転倒したレースで優勝が決まった。

 「実力が伴っていないから、きれいな形で優勝できなかったと思う」

 ――表彰式で話しかけられた。

 「ウィルソンらに『次は負けないぞ』と言われた。ライバルとして認められてうれしい」

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