ヒート3連勝 ウェイタース24得点、ここ24戦20勝 借金3まで縮小

[ 2017年3月9日 16:04 ]

24得点を挙げたヒートのウェイタース(AP)
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 NBAは8日に各地で11試合を行い、東地区全体9位のヒートは地元マイアミでホーネッツを108―101(前半54―54)で下して3連勝で31勝34敗。ディオン・ウェイタース(25歳)が24得点を稼ぎ、ここ24戦で20勝目を挙げた。これで最大19(11勝30敗)あった“借金”は3にまで縮小。ヒートはバックスと並んで7位ピストンズ、8位ブルズと0・5ゲーム差にまで詰め寄り、地区上位8チームに与えられるプレーオフ争いは混とんとなってきた。

 ホーネッツは28勝36敗。球宴に出場したケンバ・ウォーカー(26歳)は33得点をマークしたが、チームは最後に競り負けて3連勝を逃した。

 スパーズは地元サンアントニオでキングスを114―104(前半48―63)で振り切って9連勝で50勝13敗。主力のカワイ・レナード(25歳)とラマーカス・オルドリッジ(31歳)を休養させたために第4Q残り6分までリードを奪われる苦しい展開だったが、土壇場で踏ん張って試合をひっくり返した。7月28日で40歳となるマヌー・ジノビリがベンチから出て19得点、先発したフォワードのデビッド・リー(33歳)が18得点と10リバウンドをマーク。18シーズン連続の50勝はリーグ歴代最長記録となった。

 キングスは25勝39敗。シーズン途中でペリカンズから移籍して古巣に戻ったタイリキ・エバンス(27歳)が今季自己最多の26得点を稼いだが、チームは6連敗を喫した。

 西地区全体4位のジャズは敵地ヒューストンでロケッツを115―108(前半64―53)で退けて4連勝で41勝24敗。ジョージ・ヒル(30歳)とデリック・フェイバース(25歳)の主力2人が故障で欠場したが、ゴードン・ヘイワード(26歳)とルディー・ゴベール(24歳)がともに23得点を記録してチームを引っ張った。

 西地区全体3位のロケッツは連敗で44勝21敗。ジェームズ・ハーデン(27歳)は35得点をマークしたが、チームの3点シュートの成功本数は8(試投32本)に終わり、2ケタ成功の連続記録は18試合でストップした。

 東地区全体2位のセルティクスは敵地オークランドでリーグ全体首位のウォリアーズに99―86(前半46―50)で勝って41勝24敗。アイゼイア・トーマス(28歳)が25得点を稼ぎ、チームは第4Q途中で78―79から連続15点を奪って一気に引き離した。

 ウォリアーズは52勝12敗。クレイ・トンプソン(27歳)は25得点、ステファン・カリー(28歳)は23得点をマークしたが、3点シュートの成功は2人で17本中4本のみ。ケビン・デュラント(28歳)が左膝の故障で戦列を離れて以来、これで2勝2敗となった。スパーズとは1・5ゲーム差。プレーオフを通してのホーム・アドバンテージ争いも激化してきた。

 <その他の結果>

マジック(24勝41敗)98―91ブルズ(31勝33敗)、ホークス(35勝29敗)110―105ネッツ(11勝52敗)、ペイサーズ(33勝31敗)115―98ピストンズ(31勝33敗)、バックス(30勝33敗)104―93ニックス(26勝39敗)、ティンバーウルブス(26勝37敗)107―91クリッパーズ(38勝26敗)、ラプターズ(38勝26敗)94―87ペリカンズ(25勝40敗)、ウィザーズ(39勝24敗)123―113ナゲッツ(29勝35敗)

 <10日のテレビ放送>

サンダー ― スパーズ

WOWOWライブ 10時〜

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