カウボーイズ QBロモを解雇、新人活躍で出番なし 複数球団争奪戦へ

[ 2017年3月9日 17:43 ]

カウボーイズを解雇されることになったQBロモ(AP)
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 NFLカウボーイズが長年にわたって先発QBを務めてきたトニー・ロモ(36歳)を解雇することになった。AP通信など複数のメディアが報じているもので、ロモは2006年からカウボーイズで127試合に先発して通算78勝49敗という成績を残していた。

 2003年のドラフト外入団ながらパス獲得はチーム史上最多の3万4183ヤードで通算248TDもマーク。しかし2015年から鎖骨や腰の故障で苦しみ、今季も開幕には間に合わなかった。

 ただしドラフト4巡目で指名された新人QBのダク・プレスコット(23歳)が11連勝を飾るなど予想外の大活躍。チームをNFC全体1位となる13勝3敗という好成績に導き、ロモは故障が完治したあとも出番はほとんどなかった。実績は残しているものの来月21日で37歳。6年、1億800万ドル(約124億円)という高額契約も足かせになっていた。

 なおすでにブロンコスとテキサンズがロモの獲得に動いていると報じられており、FAとなったあとは複数の球団による争奪戦が展開されそうだ。

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2017年3月9日のニュース