国際セーリング連盟 東京五輪で公開種目提案 カイトボードとオフショアレース

[ 2017年3月9日 21:00 ]

日本で開催するセーリングのW杯をPRする国際連盟のハント専務理事(右)と日本連盟の河野博文会長
Photo By 共同

 国際セーリング連盟のハント専務理事が9日、東京都内で記者会見し、昨年のリオデジャネイロ五輪で実施された10種目に加え、2020年東京五輪では新たに2種目を公開種目として実施する案を国際オリンピック委員会(IOC)に提出したことを明らかにした。

 提案したのはパラシュートのようなカイト(たこ)を使って滑走するカイトボードと、大型艇を使って外洋で4日間に渡って競うオフショアレース。オフショアレースは男女1人ずつの混合チームを検討しており、実施種目で男女平等を奨励するIOCの中長期指針「アジェンダ2020」にも合致するとした。

 ハント専務理事は17〜18年シーズンから3季続けて計4戦を日本で開催するワールドカップ(W杯)をPRするために来日。「選手にとっては五輪に向けたいい経験になるし、多くの人に興味を持ってもらうきっかけにしたい」と期待した。

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2017年3月9日のニュース