故平尾氏しのぶ感謝の集い 森名誉会長「W杯と五輪・パラの成功を報告したい」

[ 2017年2月10日 11:51 ]

 日本ラグビー界を代表するスター選手として活躍し、昨年10月20日に53歳で亡くなった平尾誠二氏をしのぶ「感謝の集い」が10日、神戸市内で行われた。神戸製鋼所の川崎博也会長兼社長、日本ラグビー協会の岡村正会長、平尾氏の遺族が発起人となった。

 会場前方にはラグビーのフィールドが作られ、中央に平尾氏の遺影が掲げられた。日本ラグビー協会の森喜朗名誉会長は「(2019年の)ワールドカップ(W杯)がうまくいったよ。五輪・パラリンピックが成功したよという報告を平尾さんにできるように誓いたい」と遺影に語り掛けた。

 平尾氏は京都・伏見工高で全国高校ラグビー大会に優勝。同志社大では全国大学選手権3連覇に貢献した。社会人の神戸製鋼では日本選手権7連覇を達成。日本代表としてはW杯に3度出場し、監督も務めた。

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2017年2月10日のニュース