萩野 手術後肘「急激に良くなった」前倒し3月実戦復帰へ 

[ 2017年2月10日 05:30 ]

<競泳日本代表練習公開>笑顔で瀬戸(右)と話す萩野
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 リオデジャネイロ五輪競泳男子400メートル個人メドレー金メダリストの萩野公介(22=東洋大)が、3月10〜12日のマドリード・オープンで実戦復帰することを明かした。9月の右肘再手術後初めてのレースで、4月の日本選手権(名古屋市)へ向けたテストの場となる。都内で代表候補合宿に参加した萩野は「練習ができている。試合に出てもいい状態になっていると思う。海外のレースがちょうどいい」と語った。当初はぶっつけで日本選手権に臨むプランもあったが平井伯昌コーチは「年末年始は肘を気にしていたけれど、急激に良くなった」と肘の状態が上向いたことで予定を早めてのレース復帰を決断した。

 2月後半からスペイン・グラナダで約5週間の高地合宿を行い、その期間中にレースに出場する。日本選手権のエントリー種目は今後の肘の具合などを見て決める。昨年は個人メドレーと自由形に絞ったが再び多種目挑戦を視野に入れ「(手術して)泳ぎやすくなった。バックも出たい」と背泳ぎ出場にも意欲を見せた。

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