稀勢「地元は落ち着く」茨城凱旋 県民栄誉賞にファン1200人

[ 2017年2月10日 05:30 ]

<稀勢の里・牛久市役所表敬訪問>牛久市役所表敬訪問し、多くのファンに出迎えられる稀勢の里
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 新横綱・稀勢の里(30=田子ノ浦部屋)が茨城県に凱旋し、大勢のファンから祝福を受けた。県庁では橋本昌知事から県民栄誉賞を授与されたが、庁内には平日にもかかわらず約1200人のファンが集まった。アテネ五輪柔道男子100キロ超級金メダルの鈴木桂治、同女子78キロ超級金メダルの塚田真希の県民栄誉賞の際は1700人が詰めかけたが、単独では異例の多さ。J1鹿島の08年受賞時の1000人を上回った。

 その後は牛久市役所を表敬訪問。中学時代に野球で対戦したプロ野球楽天の美馬投手からコチョウ蘭が届き、稀勢の里も感激。根本洋治市長の「大関になって…」というあいさつには苦笑いだったが、集まった500人のファンには終始笑顔で対応した。温かい地元の応援に「それが力になった。見えない力がある」と感謝。「地元は空気も違うし落ち着く」とつかの間の帰郷を喜んでいた。

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