サンダー キャバリアーズ撃破 ウエストブルック 今季26回目のトリプルダブル 

[ 2017年2月10日 16:04 ]

今季26回目のトリプルダブルを達成したサンダーのウエストブルック(AP)
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 NBAは9日に各地で5試合を行い、サンダーは地元オクラホマシティーで東地区全体首位のキャバリアーズを118―109(前半55―57)で撃破して31勝23敗。ラッセル・ウエストブルック(28歳)が35分の出場で29得点、12リバウンド、11アシストをマークし、今季26回目(通算63回目)のトリプルダブルを達成した。ビクター・オラディーポ(24歳)も23得点。センターのスティーブン・アダムス(23歳)も20得点、13リバウンドを稼ぐなど、ウエストブルック以外の選手の活躍も目立った。

 2日連続の試合となったキャバリアーズの連勝は4で止まって36勝16敗。カイリー・アービング(24歳)が28得点、レブロン・ジェームズ(32歳)は18得点、7アシスト、ケビン・ラブ(28歳)は15得点、12リバウンドをマークしたが、休養を返上して出場したビッグ3の活躍は勝利に結びつかなかった。

 76ersは敵地オーランドでマジックに112―111(前半55―48)で競り勝って19勝34敗。110―111で迎えた第4Qの残り5・8秒、ガードのT・J・マコネル(24歳)が逆転のシュートを決めて連敗を5で阻止した。

 76ersが残り10秒から勝ち越し、もしくは逆転のシュートを決めて勝ったのは今季5回目。勝率は5割未満で低迷しているが土壇場では勝負強さを発揮している。

 マジックは20勝35敗。エバン・フォーニエー(24歳)が24得点、ニコラ・ブーチェビッチ(26歳)は21得点をマークしたが、チームは3連敗となった。

 マーベリクスは地元ダラスでジャズを延長の末に112―105(前半42―44)で退けて21勝32敗。第3Q途中で21点差を追う展開となったが、粘りに粘ってこのカードでは今季4戦目で初勝利を挙げた。

 ハリソン・バーンズ(24歳)は延長での8得点を含む31得点を記録。20得点を稼いだダーク・ノビツキー(38歳)は第4Qの残り3秒に同点シュートを決めてジャズを延長に引きずり込んだ。

 西地区ノースウエストで首位に立っているジャズの連勝は4で止まって34勝20敗。ゴードン・ヘイワード(26歳)が今季自己最多の36得点をマークし、第4Qの残り21秒まで100―96と4点をリードしていたが、そこから追いつかれた。

 センターのルディー・ゴベール(24歳)は15得点と15リバウンドを稼いだが、第4Q残り22秒に6反則目を犯して退場。これが延長で大きく響いた。

 ロケッツは敵地シャーロットでホーネッツに107―95(前半50―54)で勝って3連勝で39勝17敗。ジェームズ・ハーデン(27歳)が30得点、11リバウンド、8アシストをマークしてチームを引っ張った。ハーデンの30得点以上は今季25回目。シューターのエリック・ゴードン(28歳)は腰痛を訴えて欠場した。

 ホーネッツは24勝29敗。22回のターンオーバーが27失点につながって自滅。ここ9戦で8敗目を喫した。

 東地区アトランティック首位のセルティクスは敵地ポートランドでトレイルブレイザーズを120―111(前半49―55)で下して34勝19敗。アイゼイア・トーマス(27歳)は3点シュートを11本中2本しか決められなかったが、それでも34得点を稼ぎ、勝負どころの第4Qには15得点をたたき出した。

 トレイルブレイザーズは23勝31敗。ダミアン・リラード(26歳)が28得点、ベンチから出たアルファルーク・アミーヌ(26歳)は26得点を記録したが、先発のシューティング・ガード、C・J・マッカラム(25歳)は放った6本の3点シュートをすべて失敗し、37分の出場ながら20得点に終わった。

 <11日のテレビ中継>

グリズリーズ―ウォリアーズ

WOWOWライブ 9時45〜

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