驚異的 スーパーボウル平均視聴者数 ハーフタイムショーが試合を上回る

[ 2017年2月7日 15:36 ]

スーパーボウルのハーフタイムショーで圧巻のパフォーマンスを披露するレディー・ガガ(AP)
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 レディー・ガガ(30歳)が出演したNFLスーパーボウルのハーフタイムショーの米国内での視聴者数が、試合そのものの平均視聴者数を超えるという驚異的な数字を示した。

 ニールセン社が6日に発表したもので、AP通信社によればペイトリオッツが25点差を逆転してファルコンズに延長で勝った試合での平均視聴者数(FOX)は1億1130万人。昨年(ブロンコス対パンサーズ)よりも60万人減少した。

 一方、ガガが随所で“反トランプ色”をにじませながらステージを務めたハーフタイムショーは1億1750万人が視聴。FOXは試合の前にトランプ大統領へのインタビュー番組をオンエアしたが視聴者数は1220万人。「ガガ対トランプ」の一戦は?9・6倍の人を引き寄せたガガの圧勝となった。

 ペイトリオッツは2年前にもスーパーボウルに出場(対シーホークス)しているがその時の視聴者数は1億1440万人。ただし今年は第3Q序盤でファルコンズに3―28と一方的にリードされていた時間帯があり、ここで400万人が番組から離れていったとされている。

 しかし試合は第4Qにペイトリオッツが同点に追いつき史上初めての延長に突入。ここで再びスーパーボウルに切り替える視聴者が増加し、延長での視聴者数(1億1770万人)はかろうじてガガの数字を上まわった。

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2017年2月7日のニュース