矢後、尾車部屋入り表明 中大のアマ横綱、稀勢が目標「番付駆け上がりたい」

[ 2017年2月7日 19:45 ]

記者会見で尾車親方(右)、豪風(左)と手を合わせる中大の矢後太規
Photo By 共同

 昨年の全日本相撲選手権で優勝してアマチュア横綱となった中大4年の矢後太規(22)が7日、東京都千代田区の中大で記者会見を開き、大相撲の尾車部屋への入門を表明した。

 幕下15枚目格付け出し資格を得ており「番付を駆け上がっていきたい。横綱稀勢の里関のように、どっしりした相撲を取れるように頑張りたい」と意気込んだ。両膝の古傷の状態を考慮し、デビュー場所は今後決める。

 身長1メートル86、体重170キロで、左四つ、寄りが得意。師匠の尾車親方(元大関琴風)は「立派な大関、横綱となれるように、全精力を注いで指導する」と期待した。

 大学の先輩で兄弟子となる37歳の平幕豪風も会見に同席し「一緒に青春を歩んでいきたい」と歓迎した。

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2017年2月7日のニュース