阿部一二三 フランス遠征も「真っ赤なヤツ」小学校から欠かさない勝負パンツ

[ 2017年2月7日 10:45 ]

欧州遠征に出発した阿部一二三(右)と飯田健太郎
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 柔道のグランドスラム・パリ(11〜12日、フランス)に出場する日本男子代表が7日、羽田空港から出発した。

 男子66キロ級の阿部一二三(日体大)は、いつも欠かせない遠征アイテムを今回も忘れずに持ってきた。「勝負パンツです。真っ赤なヤツ」。試合の時にはいつも履いているのだという。

 「小学校の時に母さんから赤がいいと言われてからずっと赤。それがないと落ち着かない。まだ遠征で忘れたことはないですね」。猛牛のような阿倍の柔道スタイルの裏には、実はこんな験担ぎもあったのだ。自室にはボクサーパンツ型の赤パンツは10枚弱、赤いスパッツを複数枚持っているという。

 今遠征では、試合時間の短縮や組み手での罰則の緩和などの新ルールを初めて体験する。「外国勢の柔道スタイルが変わっているのか。指導がどのタイミングでくるのか。どういう感じか気にしながら気にしながら、いつも通りの自分の柔道を出したい」と17年初戦を前に気合いの入った表情。勝負パンツだけでなく、ルール面もしっくりくれば言うことはない。

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2017年2月7日のニュース