沙羅が帰国 次戦は平昌、W杯最多勝&五輪見据え「万全にしていきたい」

[ 2017年2月7日 19:06 ]

帰国後会見に臨んだ高梨沙羅
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 ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(20=クラレ)が7日、羽田空港着の航空機で帰国した。

 日本開催の4大会は未勝利に終わったが、今遠征では復活の3連勝。通算勝利数を52まで伸ばして、男子のW杯最多勝記録にあと1勝に迫った。それでも「まだ感覚的には半分くらい。精度の高いジャンプを安定して飛べていない」と本人の中にはしっくりこない部分がかなり残っている様子だった。

 次戦は平昌でのW杯(15、16日)で、1年後の五輪本番を見据えた大事なプレ大会。「五輪を想定した大事なシミュレーションになる。調子を万全にしていきたい」と語った。

 空港ではテレビ局からすでに定番化しつつある化粧についての質問が飛んだ。「朝に身支度することでスイッチを入れられる。そのために30分早く起きるのは苦ではない。気分転換にもなる」と競技にもプラスに働いていると説明した。

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2017年2月7日のニュース