真凜 ノーミス求めず首位「凄くうれしい」 失敗も想定内

[ 2017年2月7日 05:30 ]

全国中学校スケート大会第3日 ( 2017年2月6日    長野市ビッグハットほか )

フィギュア女子SPで首位の本田真凜
Photo By 共同

 フィギュアは女子ショートプログラム(SP)のB組が行われ、3月の世界ジュニア選手権(台湾)で連覇を狙う本田真凜(大阪・関大中)が、64・86点をマークして首位に立った。キュートなツインテールの髪形で舞った15歳は、あえてノーミスの演技を求めず、3回転ループの失敗も想定内。フリーは7日に行われる。

 跳んで回った時、左右でまとめた髪が絶妙に釣り合った。ウソのようなホントの話だ。これまでポニーテールだった本田は、試合では初めてツインテールで舞った。「(結びが)1つだとちょっと振り回される感じがする。2つだとバランスが取れた」とニッコリ。フリップとトーループの3―3回転を成功させた後、3回転ループでバランスを崩したが、前向きな言葉が口をつく。「ちょっとした失敗があって、凄くうれしい」。今大会のSPのテーマは「完璧すぎず、ボロボロすぎず」で、想定通りの内容だった。

 7日のフリーでは一転、「ノーミスしたい」という目標を掲げる。全国中学校大会は15年はフリーに進めず、16年は3位。「順位や点数はあんまり気にしていない」。最後の中学タイトルよりも、世界ジュニアにつながる演技を追い求める。

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2017年2月7日のニュース