畑岡奈紗「伸びて邪魔」来季米ツアー目指し髪切って渡米

ゴルフの米女子ツアー最終予選会への出発前に取材に応じる畑岡奈紗

　女子ゴルフの米ツアー最終予選会（３０日～１２月４日、米フロリダ州）に出場する畑岡奈紗（１７＝フリー）が１９日成田発の航空機で渡米した。

　プロデビュー戦となった先週の伊藤園レディース後、肩まで伸びていた髪を切りショートヘアで空港に現れた畑岡は「伸びて邪魔だったので１０センチくらい切りました。中学生時代以来の短さです。母は最初“短い”と驚いていたけど“いいんじゃない”と言ってくれました」とはにかんだ。

　２コースを使って９０ホールのストロークプレーで争う最終予選会には１５８人が参加。７２ホール終了時点で上位７０位までが最終日に進み上位２０人が来季出場権を獲得する。５日間競技は初めての経験だが「セカンド（２次予選会）から帰ってトレーニングを少しずつやってきたので、乗り切る自信はある」と言う。

　ＴＯＴＯジャパンクラシック期間中に米ツアーを主戦場とするミンジー・リー（オーストラリア）、野村敏京と食事して、異なる２コースでのスコアメークに関してアドバイスももらった。

　「２０位以内に入って来季から米ツアーに参戦できるように頑張りたい」と力強く宣言して機上の人となった。