三原舞依は4位、本郷理華は5位 ラジオノワが逆転優勝

[ 2016年11月19日 19:25 ]

女子フリーで演技する三原舞依

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦、中国杯最終日は19日に北京でフリーを行い、女子ショートプログラム(SP)3位の三原舞依(17=神戸ポートアイランドク)はフリー122・44点、合計190・92点で4位に順位を落とし、2戦連続の表彰台はならなかった。SP6位の本郷理華(20=邦和スポーツランド)は118・12点、合計181.75点で5位だった。

 三原はスピード感のある演技を見せたが、後半ジャンプが乱れ得点を伸ばせなかったものの、合計点ではパーソナルベストをマークした。本郷は前回のカナダ大会から構成を変えたフリーで、ジャンプの回転不足などはあったがシーズンベストを出し、SPから順位を1つ上げた。

 SP2位のエレーナ・ラジオノワ(17=ロシア)がシーズンベストのフリー135・15点、合計205・90点で逆転優勝を飾った。SP首位のケイトリン・オズモンド(20=カナダ)がフリー123・80点、合計196・00点で2位、SP4位のエリザベータ・トゥクタミシェワ(19=ロシア)がフリー127・69点、合計192・57点で3位となった。

 ラジオノワとオズモンドはエフゲニア・メドベージェワ(16=ロシア)に続き、12月のGPファイナル進出(フランス・マルセイユ)が決定した。

 男子はSP3位のパトリック・チャン(25=カナダ)がフリー196・31点、合計279・72点で逆転優勝し、宇野昌磨、ハビエル・フェルナンデスに続いて6年連続のGPファイナル出場を決めた。SP首位の金博洋(19=中国)はフリー182・37点、合計278・54点で2位だった。

 ▽三原舞依の話 目標にしていたノーミス(演技)ができなくて、すごく悔しかった。気持ちの面で崩れてしまった。悔いの残らない練習を続けていって、本番でもいい演技ができるようにしたい。

 ▽本郷理華の話 目に見えるミスをしてしまった。演技点では評価してもらえたので、次の試合にはつながる。ジャンプを改善できるように頑張りたい。

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