マリー初の決勝進出!3時間38分の死闘の末、ラオニッチに逆転勝ち

[ 2016年11月20日 02:54 ]

雄たけびを上げるA・マリー(AP)

 男子テニスの今季最終戦、ATPツアー・ファイナル第7日は19日、ロンドンのO2アリーナで行われ、シングルス準決勝で世界ランキング1位のアンディ・マリー(29=英国)と同4位のミロシュ・ラオニッチ(25=カナダ)が対戦。A・マリーがフルセットの末に5―7、7―6、7―6で逆転勝ち。自身の連勝を23に伸ばし、初の決勝進出を決めた。

 第1セット、A・マリーは5―5からの第11ゲームでラオニッチにブレークを許し、このセットを5―7で失った。続く第2セットも第3ゲームで先にブレークを許す苦しい展開となったが、すぐにブレークバック。タイブレークを7―5で制した。

 ファイナルセットは4―4の第9ゲームでブレークに先に成功したが、直後にブレークバックされ、第11ゲームで再びブレークも、第12でブレークバックされ、またもタイブレークへ。錦織戦の3時間20分を更新する3時間38分の死闘の末、最後は11―9で振り切った。

 大会は年間成績上位8選手が出場。1次リーグは4人ずつ2組に分かれて総当たりで争われ、A・マリーは3戦全勝のA組1位、ラオニッチは2勝1敗のB組2位で準決勝に進出していた。

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2016年11月19日のニュース