池江 大会新で2冠!バタフライ&15分後の自由形でも

[ 2016年11月19日 05:30 ]

水泳アジア選手権 ( 2016年11月18日    東京辰巳国際水泳場 )

水泳アジア選手権 女子50メートル自由形で優勝し、歓声に応える池江璃花子(東京辰巳国際水泳場)

 競泳女子リオデジャネイロ五輪代表の池江璃花子(16=ルネサンス亀戸)が50メートルバタフライを25秒74、50メートル自由形を24秒90と、ともに大会記録で制して2冠を達成した。シンクロナイズドスイミングのデュエット・テクニカルルーティン(TR)で日本は乾友紀子(25)、中村麻衣(27)組(ともに井村シンクロク)の新ペアで臨み、90・3333点で優勝した。

 16歳の池江は元気いっぱいだ。最初の50メートルバタフライを自身の持つ日本記録に0秒24と迫る25秒74で優勝すると、15分後には50メートル自由形に出場。持ち味の後半の粘りを生かして、100分の1秒差で中国選手に競り勝った。

 前日17日の100メートル自由形では日本新記録を出したものの、優勝を逃しただけに「疲れで遅いんじゃないかと不安だったけれど、自由形では意地を見せられた。2種目で(表彰台の中央に)上れて良かった」と笑顔を見せた。9月の国体後は1週間のオフを取っただけ。リオ五輪に続いて今大会も個人4種目にエントリーし、フル回転を続けている。19日は得意の100メートルバタフライに出場する。

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2016年11月19日のニュース