高木美帆 3000M国内最高記録で7位

[ 2016年11月19日 05:30 ]

スピードW杯第2戦第1日 女子3000メートルで7位の高木美帆

 スピードスケートのW杯第2戦が18日、長野市エムウエーブで開幕し、女子3000メートルは国内中長距離エースの高木美帆(日体大)が国内最高記録となる4分6秒19で7位となった。11年10月に石野枝里子がマークした従来の記録を0秒58更新した。押切美沙紀(富士急)は4分9秒14で14位だった。

 高木美の笑みが好調さをうかがわせた。女子3000メートルで国内最高記録となる4分6秒19をマーク。W杯第1戦では10位と出遅れたが、今大会は7位につけた。まずまずの結果に「一定のラップタイムでまとめることができた。氷をつかむ感覚が良くなっている」と納得の表情を見せた。

 中盤までに力を出し切り、最後は滑りを崩す。こんな展開を打破するため「ラスト2周を意識した」。これで、ラップタイムはほぼ32秒台で収まり「ラストまでフォームを意識できた」という。逆に慎重になりすぎて序盤のスローペースを反省したが、「次は(序盤と終盤)両方クリアしたい」と新たな課題を見つけていた。

続きを表示

2016年11月19日のニュース