日本人トップ5位も…那須川、世界選手権代表内定ならず

[ 2016年11月14日 08:35 ]

さいたま国際マラソン ( 2016年11月13日    さいたまスーパーアリーナ発着 )

第2回さいたま国際マラソン スタート直後、力走する(左から)吉田香織、関野茜、那須川瑞穂ら

 来夏の世界選手権(ロンドン)代表選考会を兼ねて行われ、那須川瑞穂(36)が2時間33分16秒で日本人トップの5位となった。突破すれば即代表内定となった2時間22分30秒の派遣設定記録からは10分以上遅れたが、「今の自分の精いっぱいの走りができた」と笑みを浮かべた。

 集大成のはずだったリオ五輪代表選考レースの3月の名古屋では37位で完全燃焼できなかったため、競技生活を延長。体調を崩して恒例の40キロ走を一度もこなせなかったが、終盤で持ち味の粘りを発揮した。「花咲かじいさん」と慕う小出義雄監督には「たっぷり愛情をかけて育てていただいたおかげで、根っこはできました。これからどう花を咲かせられるか。ありがとうございますと伝えたい」と感謝の言葉を述べた。進退については明言を避けた。

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2016年11月14日のニュース