男子板垣&女子後藤初V いわい将門ハーフマラソン

[ 2016年11月14日 05:30 ]

いわい将門マラソン 男子総合優勝の板垣辰矢と女子総合優勝の後藤百絵は、スポニチ杯を手にして笑顔

 第26回坂東市いわい将門ハーフマラソン(スポニチ後援、アイフルほか協賛)は13日、茨城県坂東市八坂総合公園陸上競技場発着で6319人がエントリーして行われた。ハーフ男子は板垣辰矢(28)が1時間6分21秒で初優勝。同女子は後藤百絵(24)が1時間20分52秒で初優勝を飾りスポニチ杯が贈られた。ゲストランナーとして99年世界選手権出場、00年北海道マラソン優勝の市河麻由美さん(40)が参加し、大会に花を添えた。

 ≪3度目挑戦雪辱≫三島走友会で活動する板垣が3度目の大会挑戦で初優勝した。一昨年の大会でゴール前1キロで優勝者に引き離された苦い経験から「今回は早い仕掛けを心掛けた」。ラスト4キロ付近のスパートで後続を置き去りにした。帝京大時代は箱根駅伝に2度出場した実力者は「狙い通りのレース展開で良かった。2週間後の100キロマラソン世界大会(スペイン)に向け良い調整になった」と笑顔を見せた。

 ≪「必死」逃げ切り≫大会初出場の後藤は20度近くまで上がった気温に序盤は苦しんだが「15キロあたりからエンジンがかかった」。トップに立ってからは「とにかく必死に逃げて」初優勝を飾った。成城大卒業後はリラクセーションの施術を職業としながら試合に出場を続ける“セラピストランナー”として、多くのランナーにも助言を送る。「2年間苦しんだ股関節の故障も完治し、これからは仲間と全力で競技に打ち込める」と目を輝かせていた。

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2016年11月14日のニュース