錦織、ツアーファイナル白星発進 バブリンカにストレート勝ち

[ 2016年11月15日 00:22 ]

シングルス1次リーグのスタン・バブリンカ戦でリターンする錦織圭(AP)

 男子テニスの今季最終戦となるATPツアー・ファイナル第2日は14日、英国ロンドンのO2アリーナで行われ、世界ランキング5位の錦織圭(26=日清食品)は同3位のスタン・バブリンカ(31=スイス)と対戦。6―2、6―3のストレート勝ちで、白星発進した。

 過去の対戦成績は錦織の2勝4敗。第1セット、錦織は第5ゲームでブレークに成功すると、そこから5ゲームを連取。積極的に前へ詰める作戦が奏功しこのセットを6―2で先取した。

 第2セットは第5ゲーム、ブレークポイントをつかんだ場面で放ったリターンがバブリンカの頭を超え、ベースラインギリギリに入るミラクルショットでブレーク。第9ゲームもブレーク。ストレート勝ちで2年ぶりの1次リーグ突破へ好発進した。

 錦織はバブリンカの他、初めて世界1位になったアンディ・マリー(英国)、同7位のマリン・チリッチ(クロアチア)と同組。もう1つの組は5連覇を狙う同2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、ガエル・モンフィス(フランス)、ドミニク・ティエム(オーストリア)。各組とも総当たり戦を実施し、上位2人ずつが準決勝に進む。

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2016年11月14日のニュース