キャバリアーズ地元で快勝 開幕9戦連続2桁3P成功はリーグ史上初

[ 2016年11月14日 13:44 ]

20得点を挙げたキャバリアーズのフライ

 NBAは13日に各地で5試合を行い、王者キャバリアーズは地元クリーブランド(オハイオ州)でホーネッツを100―93(前半52―54)で下して8勝1敗。開幕9戦8勝は2季連続となった。

 レブロン・ジェームズ(31)は第4Qの11得点を含めて19得点と8リバウンドをマーク。ベンチから出たチャニング・フライ(33)が得意の3点シュートを12本中6本成功させ、今季自己最多の20得点を稼いで勝利に貢献した。先発シューティング・ガードのJ・R・スミス(31)は右足首の故障で欠場。カイリー・アービング(24)は19得点、ケビン・ラブ(28)も17得点を挙げたが、ティロン・ルー監督(39)は大詰めでジェームズ、フライ、ガードのジョーダン・マクレー(25)とイマン・シャンパート(26)、そしてフォワードのリチャード・ジェファーソン(36)という珍しいユニットで応戦し、結果的にこれが功を奏する形となった。

 キャバリアーズはチームで3点シュートを38本放って14本成功。開幕から9戦連続で成功本数が2ケタ(13→12→11→16→14→14→11→14→14)に達したのはリーグ史上これが初めてとなった。

 ホーネッツは6勝3敗。ケンバ・ウォーカー(26)は21得点をマークしたものの、チームは4連勝のあと連敗となった。

 サンダーは地元オクラホマシティー(オクラホマ州)でマジックに117―119(前半47―57)で敗れて3連敗となって6勝4敗。ラッセル・ウエストブルック(28)は41得点、12リバウンド、16アシストで史上7人目となる40回目のトリプルダブルを達成したが同点で迎えた残り11秒でのジャンプシュートは外した。

 マジックはウエストブルックがシュートを失敗したあとに昨季までサンダーに所属していたフォワードのサージ・イバカ(27)が残り0・4秒に決勝のジャンプシュートを成功させて歓喜。イバカは古巣相手に今季自己最多の31点と9リバウンド、4ブロックショットを記録し、チームは4勝6敗となった。

 ウォリアーズは地元オークランド(カリフォルニア州)でサンズを133―120(前半62―59)で退けて8勝2敗。ステファン・カリー(28)とクレイ・トンプソン(26)がともに30得点を稼ぎ、ケビン・デュラント(28)も29得点をマークしてハイスコアとなったゲームを制した。ただし100点以上の失点は今季8回目。ディフェンス面での不安は依然として解消されていない。

 サンズは3勝8敗。T・J・ウォーレン(23)とエリック・ブレッドソー(26)がともに20得点、デビン・ブッカー(20)が19得点を挙げて点の入れ合いとなった試合にくらいついたが、最後はウォリアーズのシュート力に屈した。

 なおNBAは13日、ニックスのガード、ブランドン・ジェニングス(27)に1万5000ドル(約161万円)の罰金を科した。11日のセルティクス戦で審判に暴言を吐きながら詰め寄ったため。ニックスはこの試合でテクニカル・ファウルを6回コールされていた。

 <その他の結果>

ティンバーウルブス(3勝6敗)125―99レイカーズ(6勝5敗)、トレイルブレイザーズ(7勝4敗)112―105ナゲッツ(3勝7敗)

<15日のテレビ中継>スパーズ ― ヒート WOWOWライブ 10時30分~

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