カウボーイズ、パッカーズ下し5連勝 またも新人コンビが大活躍

[ 2016年10月17日 14:14 ]

カウボーイズのQBプレスコット(AP)
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 NFLは16日に各地で第6週の13試合を行い、カウボーイズはQBダク・プレスコット(23歳)とRBイジキール・エリオット(21歳)の新人コンビがまたしても大活躍。パッカーズを敵地グリーンベイ(ウィスコンシン州)で30―16(前半17―6)で下し、5連勝で5勝1敗とした。

 ミシシッピ州立大出身でドラフト4巡目指名(全体135番目)のプレスコットは247ヤードと3TDをパスで獲得。1巡目指名(全体4番目)のエリオットはTDこそなかったもの、28回のキャリーで自己最多の157ヤード(100ヤード以上は4試合連続)をランで稼いで勝利に貢献した。

 ただしプレスコットは第3Qにインターセプトを喫し、新人QBの記録となっていたデビューからのインターセプトなしの最長パス試投回数は「176」でストップした。

 敗れたパッカーズは3勝2敗。2011年のスーパーボウルでMVPとなっているQBアーロン・ロジャース(32歳)は今季自己最多の294ヤードをパスで獲得したものの、チームは計5回のファンブルを犯してチャンスをものにできなかった。

 ペイトリオッツは地元フォックスボロ(マサチューセッツ州)でベンガルズに35―17(前半10―7)で勝って5勝1敗。ボールの空気圧不正事件による出場停止処分(4試合)が明けたQBトム・ブレイディー(39歳)は自身今季2戦目でも安定したプレーを見せ、35回中29回のパスを通して376ヤード、2TDをマークした。タイトエンド(TE)のロブ・グロンコウスキー(27歳)は7回のレシーブで自己最多の162ヤード(1TD)を獲得。久々にホットラインが機能して勝利を収めた。

 ベンガルズは2勝4敗。6戦を消化して2勝しかできなかったのは6シーズンぶりで序盤でのもたつきが目立ってきた。

 地元ニューオーリンズでパンサーズを迎え撃ったセインツは、465ヤード、4TDをマークしたQBドリュー・ブリーズ(37歳)の活躍で41―38(前半24―10)で競り勝って2勝3敗。残り11秒、新人キッカーのウィル・ルッツ(22歳)が52ヤードのFGを成功させ、これが決勝点となった。2010年のスーパーボウルでMVPに輝いているブリーズのパス獲得400ヤード以上は通算15回目。ペイトン・マニング(元コルツ、ブロンコス)を抜いて歴代単独の1位に浮上した。

 昨季のスーパーボウルに出場したパンサーズは4連敗で1勝5敗。脳震とうの影響で1試合を欠場したQBキャム・ニュートン(27歳)は322ヤード、2TDをパスで稼ぎ、ランでも1TDを加えたが惜敗。第2Q途中で0―21とされながら追いついたが、あと一歩及ばなかった。

 <その他の結果>

ジャガーズ(2勝3敗)17―16ベアーズ(1勝5敗)、ライオンズ(3勝3敗)31―28ラムズ(3勝3敗)、ドルフィンズ(2勝4敗)30―15スティーラーズ(4勝2敗)、レッドスキンズ(4勝2敗)27―20イーグルス(3勝2敗)、タイタンズ(3勝3敗)28―26ブラウンズ(6敗)、ビルズ(4勝2敗)45―16 49ers(1勝5敗)、ジャイアンツ(3勝3敗)27―23レイブンズ(3勝3敗)、チーフス(3勝2敗)26―10レイダース(4勝2敗)、シーホークス(4勝1敗)26―24ファルコンズ(4勝2敗)、テキサンズ(4勝2敗)26―23(延長)コルツ(2勝4敗)

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