勇太2年連続2位 松山に脱帽「勉強になった」

[ 2016年10月17日 05:30 ]

男子ゴルフツアー日本オープン最終日 ( 2016年10月16日    埼玉県入間市 狭山ゴルフクラブ=7208ヤード、パー70 )

12番、バーディーパットを外し首をかしげる池田勇太
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 2年ぶり2度目の日本一を狙った池田は18番で5メートルのパーパットを沈めて2年連続2位。「最終日最終組で悪くないゴルフ、良い締めくくりもできた。こういう舞台で上位にいることが大事」と充実感をにじませた。

 1番で3メートルのチャンスを生かして同組の松山に並んだ。しかし2番でリードされ、3番では第1打を左の林に入れてダブルボギーを叩くなど徐々に引き離された。17番でカラーからパターで狙った一打がカップに蹴られるなど惜しいチャンスを再三逃し「入ったかなというのが5つくらいあった」と悔しがった。

 松山とは笑顔で会話する場面もあり「久しぶりに良い雰囲気で回れた」という。ただゴルフの内容については「距離も出ているしアイアンも1番手違う。もう1ランク上に行くにはそこ(が必要)かなと気づかされた。後輩だけど良い勉強になった」と脱帽した。

 2週連続優勝は逃したものの、賞金ランキング1位に浮上した。「この時期にトップに立ったのは久しぶり。これから毎試合こういうゴルフができるように頑張りたい」と賞金王への意欲を鮮明にした。

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2016年10月17日のニュース