美宇シングルスで大健闘　中国スーパーリーグ初陣

中国スーパーリーグの今季開幕戦でサーブを放つ平野美宇
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　卓球の平野美宇（１６＝エリートアカデミー）が世界最高峰リーグでデビューした。加入した中国スーパーリーグ女子の「オルドス」は１６日、江蘇省泰州で「八一」との今季開幕戦を行い、平野は第２試合のシングルスで昨年の世界選手権中国代表の木子に２―３で惜敗した。第３試合のダブルスはストレート負けした。チームは１―３で敗れた。

　４年後の東京五輪を目指すホープはシングルスで第１ゲームを１１―９で先取したが、第２ゲームを１７―１９で落とした。試合はフルゲームまでもつれ、最後は力尽きた。「勝つチャンスがあっただけに悔しい。相手の頭の回転の速さと、自分のレシーブの判断ミスが出た」と反省も、地元メディアには「五輪で金メダルを獲るために来た。中国選手に勝てるように学びたい」と力強く語った。大健闘で「平野」の名前を卓球王国で示した。