璃花子 小中学生スイマーにエール「諦めずにやれば夢はかなう」

[ 2016年10月8日 19:46 ]

笑顔を交えながら小学生に水泳を教える池江
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 リオデジャネイロ五輪の競泳で日本人最多7種目に出場したホープの池江璃花子(16=ルネサンス亀戸)が夢を追う小中学生スイマーにエールを送った。8日は新潟県長岡市内で行われた水泳教室で初めて講師を務め「私が教えていいのかな」と最初は硬い表情を見せていたが、プールに入ると小中学生に笑顔で自由形を指導。「小さい子供たちが質問してくれて、積極的に話かけてくれて楽しかった」と頬を緩めた。

 今夏のリオ五輪では女子100メートルバタフライで5位入賞。「小さい時は自分が五輪に行くとは思っていなかった。テレビの中の世界だった」という。競っていた同級生が競技から離れていく中、苦しい練習にも耐えてステップアップしてきた。その結果、かつては想像もしなかった五輪に出場して決勝の舞台に立つことが出来た。

 自らの経験を踏まえ「練習とかきつくても最後まで諦めずにやっていれば、いつか夢はかなうかもしれない」と次の世代へ言葉を贈った。

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2016年10月8日のニュース