小川が親子2代出場へ 柔道全日本選手権東京都予選を突破

[ 2016年3月6日 18:59 ]

 体重無差別で争う柔道の全日本選手権(4月29日・日本武道館)予選を兼ねた東京都選手権が6日、東京武道館で行われ、小川雄勢(明大)が8強入りして初出場を決めた。父の小川直也は全日本5連覇を含む優勝7度。親子出場は棟田利幸、康幸ら数例ある。

 1メートル90、137キロの小川は準々決勝で敗れたが、親子2代で大舞台の出場権を獲得し「初めて出るから重みはまだ感じていない。やるからには優勝を目指したい」と意気込んだ。ロンドン五輪男子100キロ超級代表の上川大樹(京葉ガス)が優勝した。

 1992年バルセロナ五輪銀メダリストの直也氏は畳の脇で19歳の長男の試合を見つめ「まだまだ発展途上。勝負にこだわらず、伸び伸びとやってほしい」と期待した。

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2016年3月6日のニュース